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  • 2015 27 April

    Director's Report 2 -寺子屋かぐれLife vol.1 前編-

    かぐれ表参道店の今年の新企画、「寺子屋かぐれ Life」。
    「Life」最初の講座は、
    東京大学医学部付属病院の稲葉俊郎先生による3ヶ月連続講座です。

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    そもそも私たちがLifeを改めて考え直すきっかけになったのは、
    昨年末、ゲスト講師として稲葉先生にお話いただいた
    食と暮らしのものさし作り講座~からだの回~」の後、先生から


    「Lifeは『いのち』であり『生活』ですので、
     かぐれの方向性は『いのち』と共鳴していると思います」

    という感想をいただいたことでした。

    スタイルではなく、Lifeそのものを提案するお店として、
    いのちの輝き、日々の生活の尊さにもっともっとお客さまたちと共鳴していきたい。

    そこから、Lifeを色んな角度から考え、学び、共鳴しながら繋げていく場として
    「寺子屋かぐれ Life」は生まれました。


    第1回目の今回は、Lifeの名付け親ともいえる稲葉俊郎先生をお招きして
    「稲葉先生と考える、いのちのこと、暮らしのこと」と題して開催されました。

    稲葉先生には今月から月1回のペースで
    6月まで全3回の連続講座をしていただきます。
    その後も様々な分野で活躍する人をお招きしてお話を伺う予定です。

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    と、前置きが長くなりましたが、
    今回の講座は90分という限られた時間ですが、配られたレジュメはA4プリント6枚。

    稲葉先生も話したいことが尽きない、と笑いつつ
    「全部は話せないと思いますから、各自読んでおいてください。
     また次回、この続きを話すかもしれません」とのこと。
    レジュメタイトルは「いのち 生死一如」です。

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    本題に入るその前に、まずは稲葉先生のご紹介から。
    先生は東大病院の循環器内科に勤務する傍ら、訪問医療と山岳医療も行っています。

    東大病院では西洋医学の最先端、カテーテル治療や心不全が専門。
    週に一度の訪問による在宅医療では、心臓以外の病気も診ておられ、
    伝統医療や統合医療、代替医療も実用されています。

    現代医療に携わりながら、
    あらゆる代替医療や各種ヒーリングも満遍なく勉強していらっしゃるという希有な存在です。

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    さて、まずはそもそも、「西洋医学」「代替医療」の違いってなんでしょう、
    という話から講義が始まりました。

    「西洋医学」は、からだが健康である状態を基本として、
    病や症状を悪として排除し、治療することが至上命題です。

    病は戦うものであり、ここでは戦争のメタファーとして捉えられます。
    一方「代替医療」は、人のからだの健康=調和のとれた状態、と定めてその状態を目指します。
    人それぞれの調和の状態があることになります。

    病は、からだに起きている何かを伝えるメッセージとして捉え、
    調和を乱している原因を探りますので、
    ここでは調和や友愛がメタファーとなります。
    からだが伝えようとしているメタファーを正しく受け取っていかないと、
    一つの病が治っても別の形で現れてくることもよくあるそうです。

    病が起こった時に、戦うべきものとして向かうのと、
    そこから何かを学ぼうとして向かうのとでは、大きく態度が違ってきます。
    代替医療を取り入れる時に、そこを間違わないようにしたい、と注意がされました。

    なにかの病に対して対処療法的に代替医療の方法を取り入れるのは、
    西洋医学的な考え方に立ってしまっているのです。
    さらには「からだを調和の場と考えられるようになれば、世界から戦いもなくなると思う」と。

    一人ひとりの自己のからだに対する向き合い方は、
    心の持ち様につながり、きっと対人的にも影響するでしょう。
    まずは、からだを信じて調和の場を育んでいくことが、平和な未来につながっていくのですね。

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    歴史的にも、46億年の歴史を持つ地球の誕生から数えたら、
    人類が産まれたのはほんの20万年前。
    46億年を365日とするなら、20万年は20分ほどになるのだそうです。
    そのくらいの時間をかけてひとのいのちはつくられました。

    また、ひとのからだは60兆個の細胞からなっていて、自動的に調和して動いています。
    「そのからだを信じるほうが確か」と先生は言います。

    20〜30億個のニューロンでできている脳が考えることには限界があって、
    頭の中で作られた偏った考え方で行動してからだに不調を来す場合、
    からだはそれを止めようとする、それが病や症状となって現れるのです。


    ……前半のレポートはここまでです。いかがでしたでしょうか。
    「あたま」よりもよっぽど信頼できる存在が「からだ=こころ」だと先生は言います。
    わたしたちがみんな既に持っている「からだ」に、
    もっともっと耳を傾けていきたいですね。

    後半は、生と死について触れていきます。


    かぐれショップディレクター 渡辺敦子

    Posted at 16:52 | link

店名:表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前
TEL:03-5414-5737
営業時間:11:30〜20:00
定休日:不定休


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