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  • 2015 6 June

    Director's Report 3 -寺子屋かぐれLife vol.2 前編-

    5月22日に行われた、
    寺子屋かぐれ Life」稲葉俊郎先生による3ヶ月連続講座の第2回目。


    前後半で分けたレポートは第3弾となります。
    ・vol.1前編はこちら → (click!
    ・vol.1後編はこちら → (click!

    life


    前回、先生が医者になった理由をお話ししてくれました。
    幼少時の入院中の、「愛」の体験と「生きようと決めた」こと。
    今回は、前回話さなかった「その続きの話」から始まりました。

    先生は、医者という職業を選び、
    代替医療から様々なヒーリングと呼ばれるものまでいろいろな方法を試して、
    どうやったら人が幸せになれるかを追求しているのですが、
    その中で「催眠療法(ヒプノセラピー)」を受けたときのことでした。

    「催眠」というと、何か洗脳されるのではないかという危惧を持ったりするかもしれませんが、
    実際に体験してみると、はっきりと意識を持って起きていて、
    見える映像についてセラピストと会話をしていくとのこと。

    その際に先生は、入院していた頃の、
    同室の子どもたちに会いたいとセラピストに伝えたそうです。

    当時、重篤患者が多く入院していたその部屋では、
    子どもたちが入れ替わっていきました。
    先生も幼いながらに、その子たちが亡くなっているのは分かっていましたが、
    どこかで生きているような気もしていた。
    その疑問を晴らしたくて、彼らに聞いてみたかったのです。

    ヒプノセラピーの中で、当時に戻った先生は、
    その子どもたちに質問をしました。
    「あの時に死んだの?」と。

    すると答えは、君はもう知っているけど、と前置きがあってから
    「いのちは人間だけでなくて地球上のあらゆる存在が持っている。
     そして誰かが死んだ瞬間に、すべての存在にいのちが分配される。
     でも、それは受け取ろうと思った人にだけ受け取られる。
     あの時、君は僕たちのいのちを受け取ってくれたから、君の中に生きている」
    というものでした。

    先生もそんな説は初めて聞いたし、論理的でもないのですが、
    なんとなく先生が感じていたことと同じだった、と言います。

    life


    いのちは、受け取ろうと思えば受け取れるもので、
    ずっと循環しているものなのです。

    46億年の地球の生命の中で、現代に生きる私たちはその最先端にいます。
    いのちがそうしてずっと続いてきたものだからこそ、歴史、繋がりの大切さを感じます。

    現在、先生が働く医療現場では、人が亡くなる場面にも多く立ち会いますが、
    病も必要があって起こっているし、医者と患者も理由があって会っているもの、と思っています。
    ですから、常にいのちを受け取る、という感覚で人と接するようにしているそうです。


    ここから、今回の本題である「食」の話にはいります。

    ■「食」には目に見える固体・液体食と、目に見えない気体食(呼吸)がある

    まず、「食」というと、固体や液体を考えがちですが、
    空気を食べる呼吸も食のひとつです。

    生命は海で誕生し、陸で生活するようになって、
    えら呼吸から肺呼吸になりました。

    それは大変な変化で、重力に対応しないとならないし、
    水分をいかに体内に蓄えるかが問題となって、
    海と同じ組成の血液がつくられたのです。

    ちなみに、細胞の中にミトコンドリア(アルファリケッチャ菌)が飛び込んできて共生したところから、
    呼吸ができるようになりました。

    単細胞生物だった時は、細胞膜から直接細胞質に酸素が入ってきたけれど、
    多細胞生物になると、内側の細胞に酸素が届かない。

    そのために人間は呼吸をして肺に酸素を取り込み、
    血液を通して一つひとつの細胞に酸素を届ける。

    細胞内のミトコンドリアに届いた酸素からATP(エネルギー)がつくられて、
    人は生きていけるわけです。
    ですから呼吸はとても大事です。

    今は、呼吸というと胸式呼吸といって、
    肋骨を囲む筋肉のみで呼吸しています。

    昔の日本人は、横隔膜を使っての呼吸(密息呼吸—現在でも尺八奏者が活用)をしていたといいます。
    方法はともかく、頭の先から足の裏まで、
    一つひとつの細胞へ全身に酸素が届くように意識することが大切なのです。

    ここで、参加者の皆さんと腹式呼吸の練習をしました。
    胸の筋肉だけでなく、横隔膜を使って後ろの肺も使う練習です。
    前屈みになって、ゆっくりと息を吸います。
    前の肺がつぶれるので、簡単に後ろの肺も膨らむのが実感できます。
    その感覚を覚えて、練習していきましょう。

    life


    人間の心とからだは同じものですから、
    からだが安定してくれば心も安定するものです。
    人から急かされたりして、心が乱れそうになったら、
    深く呼吸してみると良いですね。

    ちなみに、仏教での幸福(happiness)の概念は「安心(あんじん)」であって、
    こころが安定していることであるといえるそう。

    呼吸は、人間が意識できるものとできないものをつなぐ大切なものであり、
    こころが安心の状態にあれば、基本的に行動も正しいものになると思われます。


    ここから、配布資料を見ながらの説明に入ります。

    life


    私たちがなにか食べる時、食べてから消化するまでの複雑な過程があるわけですが、
    まずは、46億年の歴史をかけてできてきている
    私たちのからだの仕組みから見ていきます。

    まずは単細胞から60兆個の多細胞生物へ変化する細胞の解説です。
    そこから、植物性臓器と動物性臓器の違い、
    それぞれの臓器の歴史と成り立ちを見て、人間の消化の過程を探ります。

    仕組みが分かった後は、ヒトの食の特長と文化と結びついた内容となります。
    消化酵素や日本の伝統食、発酵文化についてなど。
    最後は神話にまで遡って日本人の食を追っていきます。

    この詳細は後半でレポートします。


    かぐれ ショップディレクター 渡辺敦子

    Posted at 16:41 | link

店名:表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前
TEL:03-5414-5737
営業時間:11:30〜20:00
定休日:不定休


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