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WARE HOUSEかぐれ
SMELLY
2010.03.09  もういいでしょ。

まだ幼稚園児だった頃、
僕はとても「チーター」が好きだった。

本気で、チーターの背中に乗って、
通園したいと夢見ていた。

ちょうどいい「玩具」が買ってもらえなかったので、
僕は厚紙にチーターの絵を描いては、
それを型通りに切り取って遊んでいた。

欲しいものを絵に描くという方法を知ったのが幸いしたのか、
当時の周りの子に比べて絵がうまくなった。

子供社会はある意味シンプルで、
身体能力に劣っていても、
絵が上手なだけで、
自分の居場所が確立される。

ジャイアンみたいなクラスの大将格のヤツにも、
「俺にも絵を描いてくれよ!」とせがまれる。

そんな自分がいつの間にかファッションに取りつかれ、
寝る間も惜しんで教科書や参考書の何倍も、
雑誌を読みふけった。

その結果、
こんな大人になった。

後悔は一切無い。
無いどころか、
カルチャー事の「ルーツ」や「履歴」が細かく刻まれ、
己の樹の年輪がはっきりと認識できるようになった。

ただ、

いくら歳を重ねても、
物欲だけはどうしようもない。

こと自分のそれにおいては、
事業仕分け制度の導入も、
今となっては砂漠にグリッド線を描くようなものだ。

ならばと、
ここ最近思うことがある。

それら「自分史」を基準にしよう。
「ルーツ」や「履歴」はそのまま新しいルールとなる。

砂漠にどんなグリッドを描くのかではなく、
砂漠を構成する砂の種類が肝心だ。

そう、思うと、
ますますその方向に物欲が高まる。

あれ?

これって、

何だ?

31歳の夜中、

僕はまだ迷走していた。

 
 
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